くろみーの日報テンプレ

日常のほのぼのした記録

ラーメン界の Basic Object を食べに行った話

おはようございます

 

今回はラーメン界の Basic Object を食べに行った話をしようと思います

 

Basic Object というのはもちろん Ruby のアレのことです

docs.ruby-lang.org

 

Ruby では基本的に全てのクラスが Object クラスを継承していますが、その Object クラスのさらに親に当たるクラスがこの Basic Object です

 

ある秋の昼下がり、会社のラーメン愛好家三人で渋谷の有名なラーメン屋さんに行った帰り、私は同じくラーメン好きの同僚からこのような指摘を受けました

 

??? 「くろみーさん、大勝軒を知らないなんて Basic Object を知らずに Ruby 使ってるようなもんですよ」

 

どうもS氏によれば現在主流となっている東京のラーメンはほとんどこの大勝軒から派生したラーメンであるとのことでした

 

たしかに、Basic Object を知らずに Ruby を使うのはいかにもにわか Rubyist

 

つまり大勝軒を知らずにラーメンを語るのも等しくにわかというわけでしょう

 

というわけで行ってきました

 

場所は永福町駅から徒歩1分のところ

 

10分ほど並んでカウンターに案内されました

 

メニューはシンプルで基本の中華麺とチャーシュー麺のみ

 

初回ということもあり、私は中華麺と生卵のセットを注文しました

 

届いたのがこちら

 

 

見た目はオーソドックスな醤油ラーメンですが、スープを一口飲んで驚きました

 

濃厚な鰹の香りとコク、そして何よりスープが熱々なのです

 

そんなの当たり前じゃないかと思われる方もいるかもしれませんが、このスープ、食べ終わるまで10分以上熱々を保っていました

 

最初なんで普通の醤油ラーメンに生卵がセットであるんだろうと思ったのですが、謎が解けました

 

生卵はこの熱いスープを中和するための緩衝材でもあったのです

 

ラーメンは並盛りでかなりのボリュームがありますが、その美味しさも相まってあっという間に完食

 

その間、店員さんが常に気を配ってお冷を切らさないように補充してくれたのも Good でした

 

大勝軒、一見普通の醤油ラーメンに見えますが、実態は非常に個性的でここでしか食べれない唯一無二の味とサービスを提供してくれました

 

ラーメン界の Basic Object なんてどうせありきたりな当たり障りのないラーメンが出てくるだけだろう

 

そう思った私をコテンパンに打ちのめしてくれた至極の一杯でした