今私が使っているTeXでの論文執筆環境
色々試してみたけど結局これに落ち着いている
これまでは主に有料版の Overleaf と Paperpile を使っていたのだが、就職をきっかけにできるだけ無料でできる範囲でやりくりしてみようと思って試行錯誤した結果、上のような構成になった
しかし体感としてはむしろ有料のサービスを使っていた時よりも(趣味の)論文執筆が捗っている気がする
特筆すべきは VSCode と Cloudlatex の相性の良さで、Cloudlatex の VSCode プラグインを使うことで Git で原稿を管理しつつ同時にコンパイルを行うことができる
コンパイルはクラウド上で行われるのでローカルマシンにTeXの環境構築をする必要もないし、気が向いたら外出先からも原稿の執筆ができるので便利
Cloudlatex は Overleaf に比べるとあまり知名度はないかもしれないが、Overleaf で github 連携をしようとすると有料版を契約する必要があるので、無料でこれだけできるサービスはかなり重宝している
Zotero と Dropbox の相性の良さもこれまで気づかなかったところで、Zotero はデフォルトだと無料で500MBまでしか論文を保存できないのだが、ファイルのアップロード先として Dropbox を使うと Dropbox の無料枠である 2GB まで論文を保存することができる
Paperpile だとストレージは個人の Google Drive が使われるのでメールや写真と競合して個人用のアカウントの容量を食ってしまうのが苦手だった
幸いにも Dropbox は今まで使ったことがなかったので、丸々論文用のストレージとして使えるのも計算がしやすくていい
設定の参考になる記事を以下にメモしておく